株式会社小野組|土木・インフラ・地域建設業

BLOG

17-02-2020

見てきたこと。

先日のこと、土木工事の現場に行ってまいりました…総務課 高橋です^^
何をしに行ったの??と聞きたくなりますよね。
え?!別に聞きたくない??…冷たいことを言わないで下さい(^^;)


女性による安全パトロールです。つねに現場で作業する人たちが安全に作業できるように点検や指摘を行うことが目的です。さらに女性ならではのきめ細かな視点で、より安全性を向上させたり、現場の作業環境の改善につなげたい!という側面もあります。
「(* ̄0 ̄)ほー、たまに真面目なこと言っちゃって~」とツッコミ入れられそうですが(^^;)
工事の現場は、常に危険と隣り合わせです。
皆さんちょっと思い出してみて下さい。大きな事故だとニュースにもなって、「痛ましいなぁ」とか「かわいそう」と心を痛めることもありませんか…?
そういうことを防ぐためには、日々基本に忠実に細心の注意を払わなくてはならないですね。それはどんな仕事でもきっと同じだと思います。

お邪魔した栗林地区河道掘削工事の現場(新潟県三条市)は、実は以前から気になる現場でした。

工事専用のサイト(←ここをクリックすると見ることができます)を立ち上げていたり、かわら版(工事通信みたいなものです)を定期的に配り、地域の方々への情報発信を密にしたり。
夜はイルミネーションで素敵な雰囲気を出してみたり。
地域の夏祭りやスポーツ大会というような行事や催しに、現場の担当たちが積極的に参加したり。

とにかく地域とそこに住む人たちに、とてもフレンドリーな現場だな~とひそかに想いを寄せていました♡

整理整頓された現場事務所で、優しい殿方たちに工事の概要など説明を受け、いざ現場へ連れていってもらいました。

「現場全体のここを掘っていて、深さはここまで掘ってるよ~」というデータがこの重機のキャビンにあるモニターで分かるそうです。
ひと昔前は、「匠の勘」を頼りにやっていたことが、技術の進歩で機械で出来るようになっているのですね。

栗林の現場には女性の工事担当者はいないということでしたが、お手洗いはきちんと男性用・女性用が別に設置され、とても綺麗に掃除されていたのが印象的でした☆

看板の掲示も良好でした。「たくさん貼るのがあると、背景の『お魚さん』が隠れてしまいます」と説明の時にかわいいコメントもつけてくれたのは現場代理人のTさんでした(^^)

栗林の現場をあとにして、お次に向かったのはちょっと都会派の現場★
新潟市内にある新光町やすらぎ堤の工事現場でした。

現場事務所は、オフィスビルにありました。事務所を設置する土地がなく、こういう風なスタイルになったそうです。事務所もなんだか、都会の雰囲気です。

工事の概要や「ここにこんな形の構造物をつくります」・・・という説明をしてもらいましたが、
総務からやって来た女性2名、それだけでは受け止めきれず(^^;)
根掘り葉掘り質問してようやく「な…なるほど…」
そしてそれを計算してのことだったのか、ここでまた最新鋭の技術が登場。

整理整頓もされ、きれいなオフィスでした。
この現場には女性社員もいます(奥に小さく映っている彼女です)♡

紙の図面をみて立体を想像するのは難しかったですが、ほらこうやって…PC画面の中では、いとも簡単にそれを立体にして見せてくれます。

↑それでこちらが、そのPC画面の中の画像と同じ場所(現場)…です。
「なるほど、本当だ」と感動しました。

この現場は、住宅が近くにあったり、人や車がたくさん通る道路もそばにあります。常に周囲を配慮しながら、工事を進めているのが伝わります。

若いパパさんたちがいたり、女性もいる新光町やすらぎ堤の現場。
子育て世代にも・女性にも優しい…環境と工夫があるように感じます。

現場の皆さんを見て、こうやって人々の安全な生活を支えるものを作る仕事が素敵だなぁと。改めて眩しいような気持ちになりました。

普段は現場に行く機会がないので、非常に学ぶことが多く、良い刺激をもらって楽しかったです。

さいごの写真は、栗林の現場事務所。最近の夜のイルミネーションです。