株式会社小野組|土木・インフラ・地域建設業

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4-12-2025

危険はどこ?

数日前のお話です。
『安全衛生パトロール』に飛び入り参加しちゃった総務・高橋です。


ところで…このブログへアクセスして下さる方の中には
「安全衛生パトロールってなぁに?」と、
ご存じない方もいらっしゃるかもしれません。
(またいつもパトロールを行う私たちも、本来の目的をいつも意識していられると
ベストです♡)
少しかいつまんで、ご説明します。

▶安全衛生パトロールとは
建設現場に潜む危険性・有害性を発見するために、作業場を巡視することです。工事現場での労働災害や事故を未然に防ぐことを目的とした重要な安全活動のひとつ。現場の責任者や担当者、社内安全衛生委員などが定期的に現場を巡視し、「事故につながるような危険な箇所の発見」、「安全ルールや作業手順が守られているかの確認」といった観点で安全状態を綿密にチェックします。現場で発生する問題点を速やかに発見し、適切な対応をすることで、作業員の安全意識を向上させる効果もあります。

…ふぅ。ちょっぴり堅苦しい説明になってしまいましたが、
みんなの安全や命を守るために、じつはこのパトロールが非常に重要な役割を果たしています。

今回、総務・高橋が同行させて頂いたのは…
「小野組鹿和会(ろくわかい)」と呼ばれる協力会社の皆さんと小野組との合同で行うパトロールです。
ちなみに安全パトロールにも色々な種類があり、
・職長パトロール
・部門長パトロール
・安全担当者パトロール
・経営者パトロール
…などなど、実施する立場が異なるため多角的な視点からチェックできるように配慮がされています。


まず1つ目のパトロール先は、土木工事の現場。

こちらは作業スペースが非常に限られた現場でした。その中でも様々な配慮や工夫を凝らしながら、環境を整えている様子に、心を奪われました。(←こちらは総務・高橋の率直な感想です。同じ会社の仲間がひたむきに頑張る姿は、なんだか誇らしくて有難い。そして励まされます。)

合同パトロールにご参加の皆さんがチェックした「良いところ」、「気を付けるところ」を報告して次の現場です。

そして2つ目の現場は、建築工事の現場です。

こちらは1つ目の土木の現場とは打って変わりまして…
とにかく広大なスペースに、大きな建物を新築するという工事。
パトロールの基本は同じかもしれませんが、状況が異なると危険要因もそれぞれ変わります。

こちらの現場は、掲示板が整然として…大切なことや伝えたいことが明確で分かりやすかったです。また大型車両の出入りが多いため、気を付けるべきことも浮かび上がってきました。

今回の合同パトロールでは、協力会社の方からも忌憚のないご意見を頂きました。
小野組社内からは専務や常務などの役職から若手社員、男性も女性も、そして色々な部署の社員が参加したことにより、さまざまな目線で安全の確認を行うことができたと感じました。

建設の工事現場では、複数の作業員や作業内容が混在していたり、現場ごとに状況が変わったりするため、現場に潜む危険を察知する安全パトロールがとても重要です。
いつもそこにいる人が、当たり前に感じている状態や景色は、もしかすると当たり前では無く『危険』や『不安全』であるかもしれません。

「危険はどこ?」
そこに潜む危険を、探し続けてまいりましょう。
これからもずっと。