株式会社小野組|土木・インフラ・地域建設業

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12-09-2023

【インターンシップ】100年企業のヒ・ミ・ツ…♡

こんにちは!採用担当 後藤です。
いつもブログをご覧いただきありがとうございます!

本日は何かというと~、
100年企業シリーズです!!(あれ、もしかしてまだシリーズ化されていない?笑)

(あ、先に言っておきますと、だいぶ詰め込んでいるので長いです~。)

小野組では3年ほど前から
「NIIGATA★100年企業異業種コラボインターンシップ(ワークショップ)」を開催しています。
↓↓↓こちらは前回行ったコラボワークショップ。
100年企業NIIGATA★コラボワークショップ開催しました

お?「コラボインターンシップ」と「コラボワークショップ」がある?

\説明しよう!/
「コラボインターンシップ」とは、企業の就業体験を含みながら業界理解を深めてもらうもので、毎年秋に開催しているもの。
「コラボワークショップ」とは、企業の若手社員とカフェトークをすることで学生さんのキャリア形成につなげるもの。就活解禁直前の冬に開催しています。

それぞれ目的が異なっているんですね~。

初期は、小野組と株式会社博進堂様(印刷業)の2社合同開催だったのが気づけば…
今年はなんと4社での開催を実行することができました!スバラシ~!!
新たに追加となった企業さんは、菊水酒造様、藤田金屬様です。
(前回のワークショップでもご一緒でした♡)

今年は9/1(金)~9/8(金)までの計6日間の開催!
そしてご参加くださった学生さんはなんと14名!昨年の倍以上です…!

4社で合同開催?一体どんなスケジュールで…?

9/1(金) オリエンテーション・トップインタビュー(経営者に質問ができる!)
9/4(月) 菊水酒造様インターンシップ
9/5(火) 藤田金屬様インターンシップ
9/6(水) 博進堂様インターンシップ
9/7(木) 小野組インターンシップ
9/8(金) 100年企業の新聞づくり・発表

モリモリです。1週間のみっちりスケジュール!

▼1日目 トップインタビューの様子

社長や経営層の話を直接聞けるって…しかも4社一気に‥。
すごい時間をご用意しちゃいました。
まず初日に会社のトップと話をすることで、これから1社1社参加する企業の理念やベクトルを理解するんですね~。

さてここから、学生さんにとっては、とにかく全てが新鮮な1週間が始まっていくのです。
月曜は新発田市にある菊水さんに行って~、火曜は三条市の藤田金屬さんの工場まで。
水曜は新潟市の博進堂さんに行って~、木曜は胎内市の小野組へ。

ようこそ!
ということで…

▼5日目 小野組インターンシップ
まずはじめに会社理解、業界理解の時間です。
っと、その前に。小野組ではここでも経営者が登場します。
社長でーす!!!

よいしょー!
「気合い入りすぎて、もう立っちゃうわ」

初日、小野組からは専務が参戦していましたので、学生さんが社長と対面するのは初めてでした!
学生さんに伝えたいことが山ほどあるのですよ。
100年続く会社のヒミツ、ヒントを見つけてもらいたくって、何時間でも話せちゃうのですよ。
社長の話が印象に残った!という学生さんも多かったようです。

そして会社理解、業界理解ということで午前中は座学~。

午後からは現場訪問へ!
今回の現場は「胎内地区砂防施設改良工事」。
みんなビシッと作業服、ヘルメット、長靴です★

一体何をしている現場??

ここは災害を防ぐためにある工事を行っている現場です。現場の場所は新潟県の関川村のダム。
行っている工事は【透過型砂防堰堤(ダム)】といって、堰堤を鋼製スリット化にする工事をしています。
\スリット化???/
スリット化にすることによって、普段は水と土砂は下流に流れていきますが、大雨が降り土石流が発生したとき、大きな岩や流木などを含む土砂は、堰堤に引っ掛かり止まるような仕組みとなっています。
これがスリットではない【不透過型砂防堰堤】だと、大雨が降り土石流が発生したときに、水や土砂も一緒に堰き止められ、堰堤に貯まった水に流木などが浮いてきてしまい、堰堤を乗り越えて私たち住民のもとに流れてきてしまう恐れがあるのです。

皆さんも記憶に新しいかと思いますが、昨年8月の豪雨災害の影響で、各地では様々な災害復旧工事、改良工事が進められています。

ダムということで、かなりの山奥での現場見学。
「え、こんな山道を通るの?」
「こんなところで作業をしているの?」
「夏なのに長袖長ズボンなの?」
もしかしたら↑↑こんなことを思うかもしれない。

でも今回伝えたかったのはまさにそこ!
「現場担当者はその現場が職場なんです、この山道が通勤ルートになっている人がいるんです」
「みんなが見えていないだけでこんなところで作業をしている人がいるんです」
「夏は暑い、冬は寒い、だけどそんな環境の中で自然と共存しながら仕事をしている人がいるんです」
「建設業は危険と隣り合わせ、だから夏でも長袖長ズボンなんです」

そんなところも体験・体感してほしい!という私の切実な思いを伝えまして(笑)
建設業界が社会に果たす役割を意識して現場見学をしていただきました!

実際にこのような現場に行ったのがはじめての学生さんたち。
何を感じ、どんなことを思いながら現場を見ていたか。
後で少し学生さんの感想をご紹介します!

そして本社に戻り~、
重機シミュレータの体験や先輩社員との座談会なども!

質問されまくる若手社員(笑)

年齢の近い社員と話すことで、学生さん自身も自分のキャリアが想像しやすくなりますね。
今回ご協力くださった若手社員は入社2年目女性技術社員の井上さん。
彼女は神奈川県からのIターン就職でもともと文系出身。
ご自身の就活の体験談や入社きっかけ等についてお話していただきました♪

という感じで。

まぁ~、一日みっちりなスケジュールをこなしてくれた学生さんたちにまず拍手。パチパチ
私たちも体験・体感してもらうための最大限を出し尽くせた気がします。

企業が本気になれば、学生さんも本気になる!!

今回改めてこの言葉を強く、強く感じました。
なぜかというと…理由はすべてこちらに。↓↓↓↓

学生さんの感想
●現場に行ってみないとわからないような事業が世の中にはたくさんあることがわかった
●自分が気づいていないだけで身近なところで働いている人がいることに感謝したい
●実際に現場を見て辛さやありがたさを感じられた
●実際に作業服を着たり現場を見たり、経験的知恵を身につけられた
●身の回りで「誰か」がやってくれていることの中でも建設業とは関わりがたくさんあることに気づいた

人には見えないところで、誰かが誰かのために働いている。
自分の知らないところで、誰かが生活を助けてくれている。

そんなことに気づいてもらえた小野組DAYでした★

なんか締めっぽいけど、あ、でもまだ終わりじゃない……
もうちょっと…もうちょっとだけお付き合い願います。

▼6日目 ラストはまとめ!
100年続く4社にはどんな共通点やヒミツがあったのか?を新聞にしてもらいました。

これ本当におもしろいのが、みんな同じ時間を過ごしたのに印象に残ったことや大事だと思ったことは様々だということ…!
でも一つだけ共通点がありました。
それは、どのグループも各社の仕事内容よりも、その企業が大切にしている理念や考え方に着目をして新聞を書いているということ。

▼学生さんの発表
●100年続くには「変化」「改革」がある
●時代に応じた「変化」があったから企業が存続している
●4社に共通しているのは「人材育成」
●ぶれない経営の軸がある

継続って「変化」じゃないか!!

「変化」の連続じゃないか!!

企業側も「たしかにそうだよね!」と改めて気づかされた瞬間。
これだからコラボインターンシップは面白い!

(そろそろ締めに入ります)

4社合同開催は初めてでしたが、学生さんみんなが1社1社の良さや魅力がしっかりと感じ取ってくれた1週間となりました。
そして移動がたくさんあった中、最後までついてきてくれてありがとう!
みんなの貴重な夏休みの1週間を、私たちに捧げてくれてありがとう!

もし来年参加を考えている学生さんがこれを読んでいれば…
こんなに楽しい企業研究は新潟にないと思います!
将来のキャリア形成のみならず、4社の業界研究も一気にできちゃうんですから、お得。

企業研究、業界研究、何から始めたらいいか迷っている学生さん、
将来を何から考えたらいいかわからない学生さん、
もしご興味があれば来年ぜひご参加くださいねー!!

そして今年参加してくれたみんな!
またどこかで会えたら嬉しいです!

ふぅ~、長くなってごめんなさい。

参加企業4社、そして参加学生お一人お一人のおかげで、素晴らしい最高のインターンシップとなりました!
またいつでも遊びに来てね!

本当に本当におつかれさまでした!