株式会社小野組|土木・インフラ・地域建設業

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20-01-2021

記憶と記録

メモを取らずに聞いた内容。
その時はしっかり覚えて「よし!」と思っても、
あとで「あれれ??」となることがあります。

楽しかった昔の記憶や、何年も前は当たり前のように
毎日していたことが…
今話そうとすると「それであの時、どうだったかな~」。

とても辛く悲しかった出来事。
時間が解決してくれることもあります。

そう。
記憶は、いつまでも詳細に鮮明に…留めておくことが
難しいという性質があります。
それは私たちにとって、時には都合が良くもあり、
また一方で悪いときもあります。

以前、こちらのブログにも載せましたオノエンタープライズ㈱さんの
社屋新築のこと。
(その時の記事はこちらをクリック→「ここから始まります」
竣工式も無事終わり、真新しい社屋で業務を始めているそうです。
羨ましいですね^^

工事を担当した(私ども小野組の)アーキテクチャーグループ鈴木が
写真屋さんにお願いして、竣工記念の写真集を作ったそうです。
それがさきほどの写真です☆

もう少しその写真集をご紹介しますね↓

お施主様(オノエンタープライズさん)の希望に寄り添い、協力業者さん…をはじめ工事に携わる人たちが一体となって出来た新社屋。
オノエンタープライズさんにとっても大切なのは勿論ですが、
私たちを含めたつくり手みんなにとっても、今回の工事は貴重な経験と実績となります。

社屋や住宅というのは、誰しもが感じるようにそれはそれは、
とても高価な買い物です(^^;)
だからこそみなさんが慎重に、吟味して、こだわって…選んだり、決定する
にもかかわらず「購入を決める前に完成品(現物)を見る」ことが出来ない
という特殊なものです。
(こうして言葉に記すと、当たり前のことなのに、ちょっと「えー?!」と
思わずにはいられませんね)

記憶を記録として残すことは、こだわって作ったからこそ、
まずは「思い出」として大切です。
さらに、私どもが次に出会う新しいお施主様との信頼関係を作り、
新たなご縁を頂くためのツールになり得るかもしれません。
残すこと、可視化すること、見せる(ご覧頂く)こと、
魅せること(実際の建物の素晴らしさがプロの手によって、正確に伝わります)
そこにもちゃんと想いと意味があるように感じます。