小野組の「今」を発信する。

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2019年夏、小野組は、電波の送受信という役割を終えた鉄塔の解体工事を行いました。高さ60メートルの鉄塔を人力で解体する工事を安全かつ効率的に進めるため、担当技術者は工事に先立って鉄塔の模型を作り、作業内容を確認しました。その時はまだ、鉄塔模型が紡ぐストーリーを予想することもなく…。

この記事に登場する人

大沼 雅文
小野組 執行役員 マネジメントシステムG グループマネージャー

高橋 よし乃
マネジメントシステムG 総務S

スタートは手作りの鉄塔模型。

高橋さん:
アーキテクチャーグループから「いいものがあるよ」と言われて見に行ったら、そこに、立派な鉄塔模型がそびえたっていました。詳しく伺うと、竹ひごを切り出して彩色し、パーツから作ったハンドメイドの作品とのこと。精巧な作りとスケール感に感動し「みんなに伝えたい」と思いました。

私はブログ担当を任され、社内のイベントや自分で気づいたこと、見つけたことなどを記事に書いていました。もともと好奇心が旺盛な上、他業種から転職したこともあって建設の仕事のすべてが新鮮で興味津々。この模型にも多分、人一倍感動し、勢いそのままに2,3日でまとめ上げ、アップしました。

すると、愛知県の男性から「鉄塔模型についてお願いがあります」と電話が入りました。小学校1年生の息子さんは鉄塔が大好きで、当社のブログに載っていた鉄塔模型を発見。とても気に入ってぜひ手に入れたいと言ってきかない、譲っていただけないだろうかということでした。

ブログは人と人を結ぶ。

高橋さん:
驚きました。社外からのブログへの反響は初めてのことでしたから。総務とアーキテクチャーグループ内で話し合い、解体工事が終了し、事業に支障がなくなった時点で差し上げることとなりました。担当者は鉄塔模型を入れる箱も手作りし、その年のクリスマス前に送ることができました。

すぐに男性から、鉄塔模型を手にして満面の笑みを浮かべるお子さんの写真とお礼のメールが届きました。そのやり取りについてもブログで紹介すると、社内から「いい話だね」「感動した」、社長からも「読んだよ」と声を掛けていただき、大きな手ごたえを感じました。

同じ会社でも、部署が違うと何をしているかわからないという疑問を解消したり、読んだ人がちょっと温かな気持ち、前向きな気持ちになれるようにそっと後押しする。そういう役割を果たせるブログをこれからも発信していきたいと思います。

ブログの可能性に気づいた。

大沼さん:
こうして、鉄塔解体と鉄塔模型のエピソードは、社内だけでなく、社外にも伝わり、思いがけない反応をいただきました。一時は、建設業のブログ検索でトップになりました。こんなにも興味を持ってくださる方がいる、私たちが当たり前と思っていることは実は「すごい」ことなのだということがわかってきたのです。

社内に向けて発信したブログが、「ちいさな種」として、様々な場所で成長し、花と付け、果実を結んだ。この予想を超える反響に、私たちは広報の可能性を改めて実感しました。これからも、担当の高橋さんを始め、広報のスタッフが興味を持ったことを取り上げ、形にしていってほしいと思います。

忘れてはいけないのは、「何のためのブログか」ということ。社内の相互理解を高めるため、地域への発信、さらには採用活動の一環という目的をゆるがせにせず、「小野組がめざしていること」「小野組の幅ひろい活動」を発信していきます。

ブログの制作を進める中で、社員は自分の仕事について語るのが好きだということもわかってきました。誇らしげに、うれしそうに語ってくれるのです。これからもいろいろな声を拾っていきたいですね。そうそう、社長にも一言、語ってもらおうかと思っています。ご期待ください。

参考資料:鉄塔解体工事の記録動画

  1. 建設に次世代を担う「人」を育てる。

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  2. 小野組の「やさしさと思いやり」

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