ミライへのラブレター1通目 【また現場に恋してる】
これは建設業を知らなかった私がその世界に魅了され、
現場に恋をし、働く人に恋をし、仕事に恋をしていく…ミライへのラブレターです。
前略 蜂谷工業土木事業部 様
私の住んでいる新潟は11月ともなると今にも雪が落ちそうな空をしています。
岡山県の蜂谷工業様が携わる「令和5年度小田川付替酒津地区外護岸工事」を
見学させていただいた日は空が青く大きく広がっていて心が開放されるようでした。
ちょうど川の中で矢板を打設するところを見学させていただきました。
現場のみなさんにとってはあたり前の作業かもしれませんが、
現場未経験の私にはその一つ一つの工程が「凄いな」と感動してしまいます。
また、案内してくださった近兼部長、津内部長、大西工事長の現場を見つめる瞳も
とても素敵だなと感じました。
中国地方整備局発注のこの工事現場は5現場が同時稼働していると伺いました。
ひとつは12月に竣工するとお聞きしましたが15名の社員さんが配属されている壮大な現場ですね。
しかも!
1ヶ所で約12万m3の切土・盛土や3万5千m2を超える法覆護岸工が同時進行で
蜂谷工業様にとって前例がないとのこと!!想像ができず悔しい限りです。
お話しはできませんでしたが現場にいらっしゃった女性技術者さんの
キラキラした笑顔も印象的でした。
お邪魔かなと思い声をかけられませんでしたので今度お名前を教えてください。
そして、誰よりも輝いていたのは大西工事長ではないでしょうか。
5現場の内2現場の監理技術者を担当している大西工事長が照れながら説明してくださる姿が
とてもかっこいいと思いました。
私が建設業の世界に入って出会ってきた現場監督さんたちも同じ温かさを持っています。
仕事は楽しいことばかりではありませんが、また土木の現場のことが好きになりました。
ありがとうございました。
さて、どこの現場に行っても恋をしてしまう移り気な私ですが、
なぜこの工事が地域に必要とされているのか調べてみました。
平成30年7月に西日本から東海地方を襲った記録的な豪雨。
甚大な被害については数値的なデータでしか拝見できませんが
河川の氾濫で最高5.4m浸水したとのこと。
目の当たりにした地域の方々は本当に恐ろしかったことでしょう。
この被害を受け、「真備緊急治水対策」として、高梁川の水位上昇で小田川への
「バックウオーター現象」を抑えるために合流点を下流約4・6キロに移しかえる工事がスタート!
『川の流れを変える』なんて本当に凄い技術ですね。
長い歴史の中で地域の自然条件と向き合う建設業の仕事は本当に誇らしいです。
自分の会社の現場社員も日々地域のために働いてくれているのだと
感謝の気持ちでいっぱいになりました。
津内部長は「大変な現場でも社員が誇りを持って業務にあたってくれている」と
話してくださいましたが、現場のみなさんに伝えていらっしゃいますか。
ぜひこのラブレターをリレーして頂ければ幸いです。
小野組の現場も自慢できる素敵な社員ばかりですので、
蜂谷工業土木事業部様にご紹介したいです。またお会いできることを楽しみにしております。
小野組ブランディング広報チーム 中川
【ラブレターの宛先】
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岡山市北区で総合建設業を営む、創業1917年の歴史ある100年企業様
【現場ですれ違った女性現場監督さんについてコチラ】
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